夏。体重過多や肥満に関するお悩みも多く寄せられる季節です。シルエット的なお悩みだけではなく、肥満はさまざまな合併症を引き起こすリスクがあるといわれます。
その合併症のリスクを最小限におさえる手段として、適度な食事と生活活動の向上は欠かせません。
夏。体重過多や肥満に関するお悩みも多く寄せられる季節です。シルエット的なお悩みだけではなく、肥満はさまざまな合併症を引き起こすリスクがあるといわれます。
その合併症のリスクを最小限におさえる手段として、適度な食事と生活活動の向上は欠かせません。
コアの安定性は、体幹の安定性、腰椎と骨盤の安定性、脊柱の安定性ともいわれ、“損傷やその再発から脊柱を保護するために重要な、腰椎と骨盤のコントロールのための神経と筋肉の機能の回復、もしくは発達のこと”をいいます。
コアの安定性は体幹の筋肉のバランスに依存しています。
前後方向の脊柱の湾曲は、筋肉の釣り合いが不適切であると、重力の影響により崩れたり歪んだりします。筋肉の支持がないと、脊柱は2kg 以下の荷重で崩壊してしまうそうです。
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腰痛は全体の8割が原因を特定できないといわれます。
上記のような腰痛を緩和する腹筋として、腹筋の深層の筋肉である腹横筋が大きく貢献しているといわれます。
腰痛は一般成人からアスリート、スポーツ選手まで幅広く生じており、生涯における罹患率は 80%を越えるといわれます。また腰痛が原因で就業困難や欠勤になることも多く、それにより経済的損失をもたらすといっても言い過ぎではありません。
腰痛症で受診した6割が3ヶ月以内に症状が改善しても、残りの4割は慢性腰痛に移行したという報告があります。また、その慢性腰痛者の15%は再発などにより 1 年以上も痛みが続いたといいます。
腹筋のトレーニングにおいて、下っ腹は鍛えにくい部位の1つかと思います。
目的である腹筋下部を使わずとも、腹筋の上の方や脚を使うことで腹筋下部エクササイズを代償して行えてしまい、いざトレーニングしてみても、ツラいのはみぞおちあたりとか、脚の付け根といったことが起こりかねません。
下腹の筋肉はおもに、腹直筋の下部にあたります。
上図をみてもわかるとおり、腹直筋は脚には付着していません。つまり、脚を上げるという機能はないのです。
腹直筋下部の作用は骨盤を肋骨の方へ近づけるという動きをするのです。
腰痛は男性、女性ともに不定愁訴の上位に位置されるほど、多くのかたを悩ませています。しかしながら、腰痛の原因は手術を要するもの以外は、これであると断言できるものではないといわれてもいます。
実はそれらの大半はトレーニングやストレッチで改善できるものであったりするものも多かったりするのです。
動作を行うときの最も安定しているべき部分として、胴体つまり体幹部は存在します。
お腹の奥にある腹横筋も、表層にある腹直筋などもどちらも大事です。
今回は「腹筋」についての捉え方についてみていきましょう。
脇腹の筋肉を鍛えたい、下っ腹をへこませたい、ウエストをシャープにしたい、お腹を割りたいなど、同じお腹でも鍛え方や目的が人により、違い、それは実に多様に渡ります。
腹筋のトレーニングや勉強をしていくと、腹筋は土台でありながら、他の筋肉との深い関わりやつながりを感じます。
インナーユニットもその一つです。インナーユニットというのは腹筋の一部である腹横筋をはじめ、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群が該当します。これらがしっかりと機能することによってインナーのコアとして働き、体の安定化や脊柱の分節運動をサポートしてくれます。
多裂筋(Round flat 骨盤ナビより)
呼吸は1日2万回以上行われているといわれています。
その呼吸に関わる横隔膜は、右に肝臓、左に心臓とつながっています(横隔膜の左上に心臓、横隔膜の右下に肝臓)。このような構造により、横隔膜の左側は腰椎の2番、右側は3番に付いており、右のほうが長くなっています。上記のような構造に、2万回以上の呼吸もあることから、身体はもともと非対称になっているといわれます。