腹筋とインナーユニット
腹筋のトレーニングや勉強をしていくと、腹筋は土台でありながら、他の筋肉との深い関わりやつながりを感じます。
インナーユニットもその一つです。インナーユニットというのは腹筋の一部である腹横筋をはじめ、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群が該当します。これらがしっかりと機能することによってインナーのコアとして働き、体の安定化や脊柱の分節運動をサポートしてくれます。

多裂筋(Round flat 骨盤ナビより)
腹筋のトレーニングや勉強をしていくと、腹筋は土台でありながら、他の筋肉との深い関わりやつながりを感じます。
インナーユニットもその一つです。インナーユニットというのは腹筋の一部である腹横筋をはじめ、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群が該当します。これらがしっかりと機能することによってインナーのコアとして働き、体の安定化や脊柱の分節運動をサポートしてくれます。
多裂筋(Round flat 骨盤ナビより)
呼吸は1日2万回以上行われているといわれています。
その呼吸に関わる横隔膜は、右に肝臓、左に心臓とつながっています(横隔膜の左上に心臓、横隔膜の右下に肝臓)。このような構造により、横隔膜の左側は腰椎の2番、右側は3番に付いており、右のほうが長くなっています。上記のような構造に、2万回以上の呼吸もあることから、身体はもともと非対称になっているといわれます。
腹筋のトレーニング種目は腹直筋上部、下部、脇腹上部、下部、腹横筋といったかたちで、部位だけでも五つに分けられ、その五つの部位一つ一つの中でも強度の高い、低いなど、さまざまなトレーニング種目を体力レベルなどに応じて選ぶことができます。
腹筋は転倒予防など日常の生活活動から、パフォーマンスアップなど競技能力向上まで、さまざまなシーンで重要な役割を担っています。また、毎年、引き締めたい体の部位で上位を占める人気部位でもあり、機能的にも、形態的にも鍛えておきたい部分です。そして、種目数が無数にあるため、種目を選んでいけば、老若男女どなたでも鍛えられる部分でもあります。
今回は無数ある腹筋種目の中から、腹直筋のトレーニング種目についてみていきたいと思います。
腰のくびれづくりや腰痛対策に効果的といわれるお腹の奥にある腹筋、腹横筋(ふくおうきん)。今回はこの腹横筋の活動について、またそのトレーニングについてみていきたいと思います。