トレーニングをまったくやったことがない方が、お腹を引き締めようと取り組み始める種目として、
シットアップやクランチといった腹直筋を鍛える代表的な種目をチョイスすることは多いと思います。
これらの腹筋運動は自宅でも手軽に行え、やり方や工夫によっては、幅広く強度の調整なども可能です。
何よりあの姿勢…腹筋=シットアップ、腹筋=クランチなどと、世間のイメージとして定着していることが、俺の心を刺激する、芸術にも思えてきます。。。
。。。
それはさておき、
これらの腹筋の筋トレをする上で、やり方、ポイントがありますので、これからトレーニングを始める方や始めたばかりの方はぜひ、おさえておきましょう。
今回はクランチの方を取り上げてお話ししたいと思います。
クランチは、腹直筋に、かなり意識して刺激を与えやすい種目になります。脊柱を危険にさらさずに腹筋を鍛えられるシンプルエクササイズです。
他の腹筋の筋トレについても共通となるポイントでもありますので、しっかりおさえておきましょう。
クランチを行う上で、ポイントをおさえた鍛え方
腹筋について調べられた研究は本当にたくさんあります。
クランチなどの腹直筋を鍛える場合において、ある研究※では、よく腹筋運動に慣れていない方に起こりがちな頭だけの上下運動についても言及されています。
腹筋をやると首が痛くなるという方、もしかしたら頭だけの上下運動になってしまっているかもしれません。
研究において、腹直筋をねらった「腹筋」運動では、肩甲骨下縁という肩甲骨の下の部分まで浮かせていかねば十分には刺激できないというのが、はっきりと結果に出ていました。
そう、クランチでは頭を浮かすだけでは、腹直筋への刺激は期待できず、肩甲骨まで上げていくことが大事です。
このことは、トレーニング経験者であれば、なんでもない周知のこととして知られているかもしれませんが、こういった研究データでみると、説得力があります。
腹筋をやると首が痛くなるという方にはとくに意識して試していただきたいです。刺激を与えるなら、床から肩甲骨までを浮かしましょう。意識するだけでだいぶ変わってくるかと思います。
腹筋を鍛えたいけど、鍛え方がわからないという方のための15分間で一通りの「腹筋」を満遍なく鍛えられる動画も出してますので、こちらもチェックしてみてください。