腹筋を英語では何というのか。腹筋に関するものとなると興味が湧いてしまうものです。
さっそく辞書を片手に、腹筋に関するものを並べてみました。
それではさっそく「腹筋」からみていきましょう!
まずは腹筋から
腹筋 →
- abdominal
- abs
- cut
- stomach muscles
- yoked
- ventral
「腹筋」を調べると、以上のような単語が出てきました。
「腹筋」は代表的なabdominalやabs(略式で複数扱い)のほか、輪郭のはっきりした腹筋を持ったという意でcutと表されることもあるようです。
yokedは形容詞でたくましい腹筋をつけた、ムキムキのという意味があります。
stomach muslesは腹筋という意のほか、胃の筋肉と表されたりもするようです。
ventralは腹部の、腹部にある、腹側の、腹側にあるという形容詞での意のほか、名詞では腹部、腹筋を意味します。
腹筋とトレーニングと英語
腹筋を鍛えるというのを英語で言うと、strengthen abdominal muscles.
腹筋運動のことはsit-upと言います。腹筋運動と聞いて、たいていの方がイメージするのが代表的な腹筋運動の種目「シットアップ」であることから、この「sit-up」という響きはきっと馴染み深いものだと思います。
do sit-upsで腹筋運動をするになります。
腹筋種目、シットアップがsit-upという表記で、腹筋運動という意を持つことが分かりましたが、シットアップと並ぶくらい、腹筋種目で有名なクランチはどういう意味を持つのでしょうか。
クランチは、英語ではcrunchと表記し、
動詞では ~をポリポリ(ガリガリ)かむ、~をパリッと(踏み)つぶす・砕く、かみ砕く、〈じゃり道・雪など〉をザクザク(サクサク)と踏む。
という意味や
~を凝縮する。~を倹約する
自動詞では
カリカリ(ザクザク・バリバリ)という音を立てる。ガリガリ(バリバリ)と食べる。ザクザク音を立てて進む。きしむ。熱心に勉強する。
という意味があるそうです。
腹筋種目、クランチについて、上記の動詞のように、カリカリ、ひたすら腹筋運動をする様子をイメージできなくはありません。
しかしながら、クランチは
辞書で調べていくと、名詞の意味で、(ザクザク、ボリボリなど)砕ける音、ピンチ、危機、訓練といった意味のほか、「腹筋運動」という意味を実際にもっていました。
シックスパック!という英語
ちなみに、腹筋群のことはsíx-pàckといいますが、よく発達した腹筋群、出っ張ったおなかの意味をもつのです。
「シックスパック!」と俗に6つに割れたお腹を指して言われますが、腹筋群そのものを表しているとは、素敵ですね!(そのほかの意味としてsix-packは、缶入りのジュースが6本入る持ち手のついた紙パックというという意味もあるそうです。)
腹筋群が出てきましたので、構成しているそれぞれの腹筋についてもみていきたいと思います。
腹直筋はrectus abdominis
外腹斜筋はexternal oblique
内腹斜筋はinternal oblique
腹横筋はtransverse muscle of abdomen
これらの用語は腹筋に関する論文を読んでいるとしばしば出てきます。
ちなみに腹直筋を助ける働きをする錐体筋(すいたいきん)はpyramidalis musculusといいます。
腹筋のもつ機能、腹圧を高める
腹筋のもつ機能の一つに、腹圧を高めるという大事な機能がありますが、
お腹の内部は横隔膜、前腹壁、後腹壁、骨盤壁に囲まれています。その総称を腹腔といいます。腹筋と横隔膜が縮まることによって生じる腹腔内の圧力を腹圧といいます。
この腹圧を英語では、abdominal pressureといいます。
腹腔はabdominal cavityといい、腹腔の内面の壁である腹壁はthe abdominal wallといいます。横隔膜はdiaphragm(ダイアフラム)といいます。
以上、 今回はフッキンに関するものを英語では何というのかをテーマに調べてきました。
こうしてみると、よく聞くものから、こう言うのかと、新たに知るものもあり、心が刺激されていました。今後も、英語だけでなく、腹筋に関することばなど、おもしろいものなどがあれば、載せていきたいと思います。