くびれやシェイプを引き立たせる前鋸筋。「腹筋」に関わる構造と作用。

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今回は「腹筋」に関わりのある筋肉、前鋸筋という脇の下の筋肉について書いていきます。

かっこいいな、と思うカラダを持つ人は(主観ですが…)たいていここも発達しています。

ここがバッチリだと腹筋も引き立つし、ボディメイクのためのキーの一つではないかと思います。

前鋸筋

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この筋肉はたくさんの筋頭(筋肉の両端で運動の少ない方。ちなみに、運動の多い方は筋尾。)に分かれ、胸郭(一二個の胸椎と一二対の肋骨、一個の胸骨からなる。)の外側にノコギリの歯のようなギザギザした外観を持ちます。

上9つの肋骨の上縁というところからこの筋肉は始まり、肩甲骨の内側縁というところに止まります。 

機能としては、前鋸筋が縮まると、肩甲骨が前方に引き出されます。逆に前鋸筋がリラックスすると、肩甲骨は背部中心に引き寄せられて、胸が開きます

 「腹筋」のうち、外腹斜筋との関連が強く、外腹斜筋が弱いと前鋸筋にも影響が出て、その影響は肩関節まで起こります。

ちなみにおなかの奥にある腹横筋の活動量が増すと、肩関節への外腹斜筋の関与が減り、前鋸筋の活動も少なくなります。パワーの源は「腹筋」にあると感じさせてくれます。

腹横筋

(前鋸筋は部分によっては目でみることができるのですが、体育大学時代にこの筋肉に関して印象に残っているのは、体操競技部員の異常に発達したこの前鋸筋の隆起でした。もともと跳んだり跳ねたりが好きだったので、その練習のため、体操競技の練習場におじゃまさせてもらっていたことがありましたが、その時に、部員さんにいろいろ技についてや、体の動かし方などについて質問したりすると、「肩甲骨が…」とか「肩甲骨をどうのこうの…」など、動きの特性上、肩甲骨のワード登場率が高かった気がします。さきほど記載した機能の通り、前鋸筋は肩甲骨の動きに関わっているので、そこを(というか全身ですが、)酷使する彼らの前鋸筋が発達するのは当然といえば、当然なのかもしれません。彼らの様子をみて、自重トレーニングによる、ボディメイクのためのヒントをたくさんもらえたと思います。)

前鋸筋とわき腹の外腹斜筋は筋肉の走行上、連結しており、地面を手で押し体を腕で支えるような動きなど前鋸筋を刺激するような動作で外腹斜筋も刺激することができます。下手にねじったり、縮めたりするよりもわき腹の活動量が高かったりします。

以下地面を押して、体を腕で支えるおすすめわき腹トレーニングです。くびれやシェイプされたわき腹を目指している方は参考にされてみてください。

https://youtu.be/cV97_oQRQJI

https://youtu.be/nGTeWYDiNJY

https://youtu.be/SDSlCbYJEEk

https://youtu.be/Bods1KSmTck

https://youtu.be/FJPpfChbHw4

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