ドローインやブレーシングの姿勢について

ドローインやブレーシングの姿勢について

腹筋を上手に使うためにドローインやブレーシングはその基本であり、とても重要な腹筋種目になります。これらの腹筋種目はあお向けでの姿勢がもっとも行いやすいといわれています。ただし、腹筋の活動量をより上げてくれる姿勢が、座位、立位、つま先立ちといった順に大きくなり、重心位置が高くなり不安定になるほどその活動は上がります。ただし、そのような姿勢を無理にとろうとして、ドローインやブレーシングが十分に行えなくなってしまっては本末転倒でしょう。しっかりと段をみておこなっていけるといいと思います。


今回は座位姿勢でのドローインやブレーシングについて、またその応用の姿勢についてみていきたいと思います。

壁におしり、腰部分をくっつけようとすると自然とお腹をへこませ、下腹部を中心に引き込むことができます。

フッキン

これを維持しようとするだけでトレーニングは成り立ちます。

ここから逆にお腹をふくらませるブレーシングを行ってもいいと思います。ブレーシングは腹横筋のほか、内腹斜筋、外腹斜筋、腹直筋を活動させます。

レッグレイズ

「へこませる」や「ふくらませる」という動きに脚を「引き寄せる」という動作を加えることで、腹筋と関わりのある腸腰筋の活動を、腹筋を連動させながら上げることができます。このとき、無理やり脚を上げようとして、腰を反ってしまわないように。腰の部分、お尻の部分は壁につけ続けて行います。※手で地面を押して脚を上げてかまいませんし、きつければ、膝を曲げかかとを床から浮かすように行うといいでしょう。